火災保険の類焼損害補償特約に加入するか悩んでいる際、
「類焼損害補償特約とは?」
「類焼損害補償特約って必要なの?」
「実際に火災保険に加入した人の判断を聞いてみたい」
と思っていました。
そこで、私は実際にいろいろ調べ、考えた上で、2020年に取得した新築一戸建ての火災保険に加入しました。
その際、類焼損害補償特約には加入しませんでした。
かなり真剣に調べたり、動いたりしたので、納得のいく火災保険選びができたと思っています。
そんな経験から、今回は「類焼損害補償特約は必要か?」ということについて、ブログに書いていきたいと思います。
類焼損害補償特約とは、自分の家の火事で被害にあった近所の人の損害を補償する特約
類焼損害補償特約を簡単に言うと「自分が火事の火元だった際に、ご近所が延焼したり、水浸しになったら、ご近所に対して損害補償をします」という特約。
火事を起こした後も、その土地に住むなら、ご近所づきあいうまくやっていかないとね、みたいな思惑のある特約だと思っています。
この特約は年間数千円で加入できることが多いです。
保険会社によって、条件が違いますので、加入したい人はしっかり補償内容の確認をしましょう。
類焼損害補償特約のメリットはご近所に迷惑をかけた分を補償できるので、お付き合いを円滑にできるという点だと思います。
類焼損害補償特約のデメリットは、保険料が高くなることと、ご近所さんがちゃんと火災保険に入っている場合、ご近所さん自身の火災保険の支払い分を差し引いて支払われるという点です。
類焼損害特約について、大まかにご紹介しました。
他にも火事が過失なのかどうかなどの条件によって、支払いが変わりますので、詳しくは加入する保険会社の契約のしおりなどでしっかり確認してみてください。
我が家が類焼損害補償特約を不必要だと思った理由
不必要だと思った理由は、「みんなお互い様だし、家が大事な人は火災保険にそもそも入っているんだから、いらなくない?」と思ったから。
我が家がもし火元となって火事になった場合を想定しました。
隣近所が延焼した場合、おそらくみなさん自分で入っている火災保険から保険金がおりると思います。
火災を発生させた我が家の失火に重大な過失がない限り、隣近所に対して損害を賠償する責任はありません。(これは法律で決められている)
我が家に支払いの責任はなく、隣近所は自分の火災保険で補償を受けることができれば、類焼損害補償特約は必要ないと考えました。
また、隣が火元となって我が家が延焼した場合、我が家は火災保険に加入しているので、貰い火であっても保険金を受け取れます。
そうなると、火元となった隣の人が類焼損害補償特約に入っていても、我が家はその特約から保険金を受け取ることは少ないでしょう。
現状から考えると、みんなが火災保険に適正に加入していれば、類焼損害補償特約は必要ないと思います。
類焼損害補償特約って、無保険の隣近所のために加入するもの、だと思っています。
それならばいらないな、と我が家は判断し、類焼損害補償特約はつけませんでした。
まとめ
今回は我が家が類焼損害補償特約を必要ないと考えた理由などについて、ご紹介しました。
金銭的に余裕があったり、必要な補償だと考える人は加入しても良いと思いますので、それぞれの状況に合わせて検討してみてください。
各保険会社によって相場が違ったりしますので、見積もりを取るのがオススメです。
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