「水道代が高いから、何か対策したい」
「どうして水道代が高いのか知りたい」
と、水道料金約18000円の請求が来た時に思いました。
ちなみにこの18000円の詳細は、2ヶ月分の上下水道代。
早速徹底的に作戦を練り、水道使用量を減らす効果を得ることができました。
そんな経験から、今回は水道料金が高い時にした方がいい対策についてご紹介したいと思います。
まずは水漏れがないかどうか、チェックしましょう
急に水道代が高くなった場合や、そんなに使っていないのに水道代が高い、と感じたら、まずは水漏れを疑って、チェックしてみましょう。
チェックの方法はとても簡単。
まず、家の水道を全部止めて使っていない状態にし、水道メーターのパイロットが回っているかを確認します。
回っていたら漏水の可能性があるので、水道局や業者に相談してみたほうが良いです。
我が家のパイロットは回っていなかったので、漏水ではなく、ただの使いすぎだと判明しました。
水道メーターの場所、うちは一戸建てなので庭の端にあります。蓋を開けるとメーターが見えるようになっています。
パイロットはふちに赤いプラスチックがついたシルバーの丸い部品です。写真だと黒い下向きの矢印の左側にある部品です。
毎日メーターをチェックして、1日の使用量を知る
水漏れの可能性を排除したら、次は実際に毎日どのくらい使っているのか事実確認。
毎日メーターを写真に撮っておいて、1日の使用量を知ります。
我が家の場合、18000円の請求が来た際の使用量は2ヶ月で60m3。1日1m3ということです。
1m3は1000リットルなので、2リットルのペットボトル500個分も毎日水を使っているということ!
節約以前に、エコの観点からもこれは何とかしたい。
チェックしてみると、やはり1日1m3使ってる。何とかせねば。
平均と比べてみる
世帯人員別の1か月あたりの平均使用水量 世帯人員 使用水量 世帯人員 使用水量 1人 8.1m³ 4人 23.1m³ 2人 14.9m³ 5人 27.8m³ 3人 19.9m³ 6人以上 34.1m³ 令和2年度生活用水実態調査
東京都水道局のHPから引用しました。
4人家族の1ヶ月の平均使用量は約23m3。
一方我が家は4人家族で1ヶ月30m3使っていました。
目標はまず平均にすることです。そうなると1日0.7m3(700リットル)が目標。
何にどのくらいの水を使っているのかを知る
次は実際に何にどのくらい使っているのか、徹底的に洗い出します。
水道を使う場面は、お風呂、洗濯、トイレ、キッチン、がメインです。
●用途別使用量の目安 用途 使い方 使用量 CO2排出量 洗面・手洗い 1分間流しっぱなしの場合 約 12リットル 約 2.9グラム 歯みがき 30秒間流しっぱなしの場合 約 6リットル 約 1.5グラム 食器洗い 5分間流しっぱなしの場合 約 60リットル 約 15グラム 洗 車 流しっぱなしの場合 約 90リットル 約 22グラム シャワー 3分間流しっぱなしの場合 約 36リットル 約8.8グラム 13ミリメートルの胴長水栓で水圧0.1メガパスカル、ハンドル開度が90度の場合、1分間に約12リットルの水が流れます。
こちらも先ほどと同様、東京都水道局のデータです。
これを参考に、我が家ではどこにどのくらいの水を使っているのかを算出しました。
まずお風呂の湯量。ノーリツの浴室リモコン設定で4にしているので、1日165リットル使っていることになります。
シャワーは1日10分くらいだと思うので、100リットル以上だと推定。これは結構大きい。
洗濯機はビートウォッシュを使っていて、1回あたり62リットルの水量設定で1日平均1〜2回は洗濯機を回しています。すすぎは1回ですが、それでも1日平均100リットル以上は使用していることになります。
トイレはリクシルのサティスを使用していて、一回に使う水量は多くて4リットル。1人1日4回の利用だとして計算すると、4人で64リットル。
キッチンは食洗機は使用せず、手洗いのため、結構な水量が使われているかと思います。朝・昼・夜の料理と食器洗いで30分は水を流しているのではないかと思います。そう考えると、360リットル。
あとは洗面・手洗い・歯磨きで、1日10分くらいは流してると考え、120リットル。
ここまで計算すると1日909リットル使用していることになります。
もちろんこれに、シャワーをたくさん使う日だったり、洗濯を何度も使う日だったり、食器をたくさん洗う日があったりするので、1日1000リットル使ってるっていうのは、事実だと改めて実感。
節水できるポイントを整理し、実行する
1日700リットルに抑えたいと考えているので、どこに優先的に水を使いたいかを考えて計画を立てます。
まず、お風呂のお湯はこれ以上減らすとリラックスして入浴できませんので、減らすことは考えません。
シャワーに関しては、私と夫は仕上げに1分くらい流す程度で十分満足。あとは子供達に自粛を依頼して、少しは減らしたい。
洗濯機は洗濯物の量を減らして、回す回数を減らす努力を。バスタオルを使用しない、汚れていない衣服をすぐに洗濯しない、などの対策をとります。もちろん許容範囲で。残り湯での洗濯物は、雑菌繁殖の懸念からやりません。
トイレは超節水型で、これ以上は減らしようがない。
問題はキッチンの食器洗い。かなりの水量を使用していることが判明したので、食器は出来るだけいらない布のウエスで拭いてから洗う、水を流しっぱなしにして洗わない、洗剤を使いすぎないようにする、という対策をとります。食洗機導入も視野に入れたい。
洗面・手洗い・歯磨きについて。洗面は洗面器を使うようにする。手洗いは現状維持。歯磨きはコップの水ですすぐ。これらをやっていきたい。まずは私が。
この計画でいけば、お風呂165リットル、シャワー100リットル、洗濯100リットル、トイレ64リットル、キッチン180リットル、洗面系60リットル、トータル669リットルです。
我が家での節水できる箇所は、シャワー、洗濯、キッチン、洗面系、ということがわかりました。
メーターをチェックし、実際に使用量が減っているかを確かめる
あとはメーターを毎日写真に撮ってチェックし、使用量が減っているか確かめます。
我が家、実際に減っていて、やりがいある!
メーターはリアルタイムで使用量がわかるので、とってもやる気が出ます。
効果がすぐに見えるっていいですね。
まとめ
今回は水道料金が高いと悩んだ時の具体的な対策方法について、ご紹介しました。
水道を使いすぎない意識を持って、少し気をつければすぐに効果が出るので、それぞれの家庭での許容範囲内でやっていけたら良いのではと、思います。
水道料金って従量制なので、使用量が少なければ少ないほど、節約効果が高い。
エコと節約、同時に実現していきたいです。
後日、ドラム式洗濯機に買い替えたところ、水道料金が減りました!
食洗機も取り入れたら、もっと節水できるのかも。
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